鉄・アルミスクラップや鉱山向け貴金属・銅スラッジなどの回収を営んでおられるお客様より、貴金属を含有した濡れた汚泥を、鉱山原料としての価値を高めたり、成分の安定化をさせるため、汚泥の乾燥をさせたいとのご相談を受けました。

汚泥の発生する原因や場所、汚泥の含水率や成分などは、さまざまであり、また、乾燥するための燃料の単価も近年は上昇傾向にあることを鑑みて、汚泥の乾燥工程の前段に、汚泥しぼり工程を設置し、燃料費を削減するご提案をさせていただきました。 汚泥しぼり工程からベルトコンベアで連続的に、しぼり済み汚泥を乾燥機への投入を可能とし、作業者の作業負担と作業時間を軽減することができました。 もちろん、汚泥乾燥の効果による、貴金属含有量の濃縮、成分の安定化により、鉱山原料としての価値が高めることができ、お客様にご満足いただくことができました。