ホタルのお話

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ホタルのお話

 Yです。早く梅雨が明けて欲しいものです。 

 先日、とある記念式典で「ホタル」の講演を聴取する機会がありました。講師は、全国ホタル研究会名誉会長の大場信義 先生(大場ホタル研究所)。IMAG0254.jpg 「ホタル」は世界に約2,000(日本に約50)、うち水生ホタルは世界に10(日本に3)いるとのこと。お話の中でホタルを通して「宝」という言葉をよく使われていらっしゃいました。また、発光制御システムの不思議さ、その解析方法、分布など興味深いものでした。

 講演内容もさることながら、先生の長年の経験からくる「言葉」、研究に対する「情熱」、次の世代に伝えたい「使命感」に心引かれるものがあり、大きな感銘と技術者(研究者)のあるべき姿を再認識した気がします。 

 全国各地でホタル鑑賞会が行われていますが、私も夜間の動物調査をしていた時に川辺で車のハザードを点滅させたら、辺りから多くのホタルが舞って来た幻想的な景色が目に焼き付いています。

 ゲンジボタルと比較してヘイケボタルの生息環境が危うくなってようですが、後世でも「ホタルの舞う国」であることを願いたいです。

 全国ホタル研究会 http://www.geocities.jp/zenhoken/