Os(オスミウム)の話

Os(オスミウム)の話information

分析

Os(オスミウム)の話

GWも目前。皆様、あと少し頑張れば楽しい日々が迎えられる事と存じます。天気に恵まれるといいですね。

話変わって、先日「Os(オスミウム)」の分析依頼を受けました。多分、当社では初めてだと思われます。私も馴染みがなく、せいぜい「万年筆」のペン先に使われる程度の認識でした。

せっかくなんで、ちと文献を読んでみると、他にはレコードの針、精密時計のベアリングなどに使用。何か時代遅れな元素って感じます。

「万年筆」、一昔前は入学祝いの定番で私も中学進学時にプレゼントされました。

当時の日本メーカーは、プラチナかパイロット、カートリッジ式インクを内部に差し込む型式が主流との記憶があります。

何となく大人に近づいた気分で、、頂いた品にカートリッジ式インクを差し込みましたが、、、、何度やっても全然入らない。最後はお店に持って行ったら、本体とカートリッジ式インクのメーカーが異なると。。。その後の私の学業を暗示している出来事でした。

この「オスミウム」すべての元素の中で密度が一番高いのです。余談ですが、値段もかなり高いです。「高級万年筆」を使えば、「高貴な文章」を書けるかもしれません。GWにお試し下さい。