2014.08.18 空木岳
Yです。夏季休暇はいかがでしたか?
私は中央アルプス第二の高峰、「空木岳」登山を楽しみました。木曽駒ヶ岳~宝剣岳経由を計画していたのですが、仕事、天候、家庭、個人の都合がかみ合わず、池山林道からの日帰り単独ピストンとなりました。
夜立ちをし、周辺が明るくなるのを待って出発。 出発後1時間位で、何とTJAR(トランス ジャパン アルプス レース)の選手とすれ違いました。詳細は割愛しますが、富山湾(日本海)から駿河湾(太平洋)までその距離およそ415km。北アルプス、中央アルプス、南アルプスを自身の足のみで8日間以内に踏破する想像を絶する競技レースです。
私も意味なくテンションが上がり、いつもよりハイペースで途中連続する鎖場も一気に駆け上がりました。 しかし、ハイペース、睡眠・訓練不足、運転疲れからか次第に足が上がらなくなってきました。バテバテの中、森林限界手前で全容が現われ、再びアクセルオン。
この空木岳の名前の由来は、山麓に卯木(ウツギ)が多くあるとか、山頂の雪模様が卯木の花に似ているなど、諸説あるみたいです。山もそうですが、動植物など自然界の名前の由来は興味深いと常々感じています。
ここから先、尾根道が続く南駒ヶ岳まで往復するか・・・。迷いましたが次回に取っておきました。
帰り道、急に灰色の物体が目の前に。ニホンカモシカ(ピンボケ)でした。 通常は人を襲わないと認識していますが、凄く大きかった事、以前藪の中でバッタリ遭遇した時に威嚇で突進された経験があるんで、視界から消えるまで私がじっとしていました。
その後は順調に登山口まで下山。大分バテましたが、いつもすぐ次はどこに行こうかなと思うのは、登山の魅力なのでしょうか。今後も、安全第一で体力のある限り続けて行きたいと思います。