2020.05.30 道楽を調べる道楽
非常事態宣言は解除されても、外出は控えているYです。
幸い平日は仕事があるので通常通り、休日はさすがに時間を持て余し気味。
そこでGWから「断捨離」を進めました。これまで、やろうやろうと思いつつ初めの一歩が踏み出せずいたのでいい「契機」かもしれません。やってみると、まあよくも不要な物を溜め込んでいたと実感。今は写真の整理で難儀しています。
それと、Y家に代々伝わる「家宝の掛け軸?」。父方の曾祖父が「道楽」で収集したようです。子供も頃、親戚の集まりで凄い価値があるとかないとか聞いた記憶があります。どれほどのものか調べました。と言っても、ド素人がググっただけですが。
掛け軸は数本あり、綺麗な状態のものは3本。一番目を引いたのがこの猿の画。
「森狙仙」作 江戸時代後期の画師で、猿を描くのが得意。還暦を迎え祖仙から狙仙と改めました。岐阜県の「ミュージアム中山道」に「親子猿猴の図」が展示してあるようです。
う~ん、まずまずの巨匠。作風や落款印を見れば本物の臭いがプンプンと。
資料も少なく確信はありませんが、「荒井宋石」作? 2年前に他界されたようで勇猛な虎が得意。何となく作風が違うような。
三番目がこの笑い虎。現在調査中で、まだ手掛かりがありません。本当はもっと大きく、汚れ等で一部を切り取ったのでしょう。
曾祖父の「道楽」を調べるのはとても楽しいです。これこそコロナ禍中の「道楽」かも。