排ガス処理
資源再生の工程には、乾燥、破砕、フルイ、磁力選別、風力選別など、さまざまな工程があり、そのほとんどが粉じんを発生させます。作業者の健康保護、周辺環境の保全への配慮から、粉じんの飛散を防ぐ必要がありました。
乾燥設備においては、燃焼バーナーの排ガス量と蒸発する水蒸気の体積などを積算して、過剰にならず、能力不足にもならない、仕様の集塵設備を設置いたしました。 破砕機、風力選別などにおいては、排風機でのガス誘引力が処理物の搬送や、分離などに関わってきますので、工程で発揮させたい性能から計算して、必要となる仕様の集塵設備を設置いたしました。 再資源化物の処理量に対し、最適な仕様で処理工場の操業にも支障なく、また設備を動かす電力なども省力化し、地球環境に良い仕事を、地球環境に低負荷で実現させました。