2015.10.12 秋祭り
Yです、こちらも朝晩は寒さも感じるようになりました。皆様、風邪など引かないようにご注意下さい。
この時期、静岡県の西部地区では多くの「秋祭り」が行われます。私の地元でも「息(おき)神社」の五穀豊穣を祝う祭典がありました。全部で8字(地区)の参加、自分の字では2つの山車を出します。
こちらが自治会役員と青年が運行する「館車」。半田型山車で、123年前の明治25年製造、300円で契約。その10年後の明治35年に、天幕(竹林に虎人物図)を149円13銭で名古屋の伊藤屋(現松坂屋)で購入したとの記録が残っています。 こちらが、青年を卒業した人(概ね30~50歳)が運行する「大太鼓」。太鼓の径は7尺8寸で昭和58年製造です。 土曜の夜から全ての山車が「息神社」に集まり、日曜日は朝から連なって地区を一巡、周りの人々に笑顔を配ります。今年は天候に恵まれませんでしたが、最後には雨も上がり大いに盛り上がりました。
「息神社」は慶雲2年(705)の創祀、室町時代の作と見られる県指定文化財の獅子頭2頭と古面7面などが保存されています。 普段なかなか機会のない友人・知人とも、この「祭典」で会うことが出来るため毎年の楽しみです。
伝統ある神社の「お祭り」が、いつまでも続くような地元であることを願います。