2016.09.20 設備の修理2
Yです、彼岸の入りも過ぎ大分暑さがやわらいだ気がします。前回に続き設備修理の話。
今回の対象は、「ドラフトチャンバー」。局所排気装置の1種で、化学反応の際に発生した有害ガスを、外の処理装置まで排気してくれます。 弊社の「ドラフトチャンバー」は、コンタミ(実験室汚染)対策として金属を使用していません。全面ガラスの吊紐までこだわったのですが、ここが摩耗して切れてしまいました。 この際まとめて、不具合のないものも含めて3機全て交換。
修理の業者さんに、こんな事例はよくあるのか尋ねたところ、吊紐まで非金属の製品は、初めて見たとの回答。そうなんです、弊社のものは「特注」なんです。お値段は大分高くなりましたが、これも「正確な分析値」の為に。
万が一の為、新たにストッパーを取付けました。これで、安心・安全な作業が可能です。 しかし、いくら注意しても労働災害は発生する可能性があると肝に銘じ、今後も安全第一で頑張ります♪