2017.01.23 pH計の検定
今年の冬は寒いですね。こちらは雪の降らない地域ですが、今回の寒波で日中から雪が舞った日がありました。インフルエンザも含めて、皆様体調にはご注意下さい。
Yです、遅ればせながら本年も宜しくお願い致します。
今回は「検定」のお話。
「計量法」では、適正な計量の実施の確保の観点から「特定計量器」について検定等の制度を設けております。「特定計量器」を使用する弊社のような「(環境)計量証明機関」にも、その必要があります。
先日、浜松市内のタクシーメーター検査場で、pH計の検定を受けました。(一財)日本品質保証機構(JQA)様が、ここまで巡回検定に来て下さいます。
こちらが、「指示計」の検定
既知の電圧を指示計に送り、正しいpH値を表示するか検査します。
こちらが、「検出器」の検定
標準液に浸して、正しい電位差を発するか検査します。この時に液温が重要な要因になる為、恒温槽で一定にしています。
弊社のpH計は「無事合格」。
pHを調べることは、水の調査・分析の初めの一歩です。
小学生の頃リトマス試験紙でpHを調べる事が楽しくて、自分の尿まで・・・。
pHとは水素イオン濃度指数。pH計でその値は簡単に測れますが、意外とその奥行きは深いですよ。