2022.10.31 小夜の中山峠
暑い日が続くと感じていたら急に気温が下がり、今年は秋が短いのでしょうか?
いい季候になったので、いつものメンバーとウォーキングに行きました。今回は、東海道「小夜の中山峠」(静岡県掛川市~島田市)。ここを詠み込んだ和歌は、勅撰集だけでも四十余首。代表的な和歌や俳句の碑が峠沿いに建てられています。遠い昔に想いを馳ながら、ゆっくり歩けば何か見えてくるでしょう。
こぢんまりとした雰囲気のある神社、「願い事が意のままに叶う」そうです。連れの1人から何を願ったのか問われたので、ウクライナ・ロシアの戦争が終りますようにと答えたならば、其奴は「膝の痛みが治りますようにと」。思わず、「人としてどうよう」と心の中で叫びました。
峠はかなりの急斜面で息が切れます。途中の石碑を読みながらゆっくり、ゆっくり。途中には、「遠州七不思議」のひとつ「夜泣き石」があります。
この「夜泣石」峠沿いの「久延寺の境内」と少し外れた「水飴 小泉屋の上」にと2つあります。説明すると長くなるので割愛しますが、興味のある方はこの書籍を読んで下さい(無料で貸出します)。
峠からの下りは石畳。私とは縁遠いですがインスタ映えしそう。けど歩きにくく疲れもあり、膝の痛さが半端ない。「事任八幡宮」で願っておけばどうだったのでしょうか?
その後、「諏訪原城跡」にも立ち寄り、無事フィニッシュの「金谷駅」まで。約13kmのハードコースでした。まだまだ、秋を楽しみたいと思います。