2024.11.29 審査の話
今年も残り1ヶ月、「終わりよければすべてよし」。
実はこれ、シェイクスピアの戯曲「All’s well that ends well」のタイトルを和訳したものだそうです。
今月は審査を2つも受け、脳の栄養が枯渇した気がします。
一つ目は、「環境計量証明事業所立入検査」
行政の環境Gメンが、当社のような環境計量証明事業者に対して事業規程に基づき適正な証明事業を行っているか、使用する計量器や検査機器などが適正に管理されているかを確認する検査します。大きな不備があり、ライセンスを取り消されたら大変な事になります。
念には念をいれ、どんな生データの開示を求められても、10秒以内に出せるよう準備しました(大分盛っています)。
お陰様で、指摘事項・指導事項ともなし。多少の注意事項はありましたが最後は計量法や環境計量証明事業所に対する行政への要望を熱く論じてしまいました。面倒くさい奴と思われた事でしょう。
二つ目は、とある規格の「定期維持審査」
もう15年程度継続していますが、審査の先生によって内容は大分異なります。なるべく、文章やマニュアルの少ないシステムを構築したつもりで「どこからでもかかってこい。」と毎年臨むのですが、、、今年は出だしから痛恨の不適合を指摘されました。
掲示してある登録書が、昨年の更新審査以前の旧登録証でした。日付までのチェックがおろそかでした。その後もいくつかの指摘や規格に関する認識の違いを議論しました。
一日中説明で言葉を発するのは、体力も必要です。これから、是正措置の文章を作成しなければ、まあ前向きに行きましょう。